介護福祉教育エキスパートについて
■ 養成講座の流れ
事前学習 | テキスト「介護福祉教育原論」の精読 | ||
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1 日 目 |
第 1 部 |
講義+グループワーク | 講師による講義(90分)と、事前学習と講義内容を踏まえたグループワーク(60分) |
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まとめレポート | 講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポート作成(30分) | ||
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2 日 目 |
第 2 部 |
講義+グループワーク | 講師による講義(90分)と、事前学習と講義内容を踏まえたグループワーク(60分) |
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まとめレポート | 講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポート作成(30分) | ||
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第 3 部 |
講義+グループワーク | 講師による講義(90分)と、事前学習と講義内容を踏まえたグループワーク(60分) | |
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まとめレポート | 講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポート作成(30分) | ||
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講座全体の振り返り | グループワーク+参加者からの発表+まとめ講義(計60分) | ||
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事後学習 | 事後課題レポート(1,600~2,000字)を作成の上、提出 | ||
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修了証明書交付 |
■ 養成講座カリキュラム
『介護福祉教育原論』「特別座談会」の3テーマ(「介護とは」、「介護専門職としての職業観」、「介護における教育者像」)を、介護福祉教育の基本ととらえます。
この3テーマについて、ただ講義を聞くだけでなく、読み(事前学習)、聞き(講義)、話し合い(グループワーク)、まとめる(レポート作成)ことで、介護福祉教育の本質を学びます。
※カリキュラムは一部変更となる場合もございます。予めご了承ください。
課題図書
『介護福祉教育原論』
(監修:一般社団法人介護福祉指導教育推進機構・発行:日本医療企画)
■ 事前学習
テキスト「介護福祉教育原論」の精読
■ 第1部「介護とは」カリキュラム
第1部カリキュラムは、「介護とは、介護者との人間関係である」ことを前提に、介護の本質について問いなおし、学習していきます。
介護福祉教育エキスパートとして、高い専門性をもつ介護職を養成していくため、「介護の本質」を語れる人物像の確立をめざします。
- 講義(90分)
『介護福祉教育原論』特別座談会1「介護とは」の内容についての講義。
講義テーマ 講義の主な内容 ① その人らしい生き方に関わる介護職の誇り 介護の誇りと責任をどう伝えるか 自分が成長できる喜びを発見できる ② 個別性の中にある本質を見る 個別性にどう対応できるかが重要 見えない本質を学ぶ大切さと難しさ ③ 利用者との信頼関係をどう築くか 相手に寄り添うことで生まれる信頼関係 人間の深さ、生と死に関わること ④ 尊厳と自立を全面的に支援する介護 その人らしい生き方を尊重するのが介護 利用者を中心に、医療と連携する重要性 論理的思考に基づき、意見を述べることを教える - グループワーク(60分)…「介護とは」に関連したグループワーク(1テーマ)
講義の内容をふまえ、グループワークを実施。
グループワーク
テーマ① その人らしい生き方に関わる介護職の誇り
② 個別性の中にある本質を見る
③ 利用者との信頼関係をどう築くか
④ 尊厳と自立を全面的に支援する介護 - 「まとめレポート」作成(30分)
講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポートを作成。
■ 第2部「介護専門職としての職業観」カリキュラム
第2部カリキュラムは、介護職が有するべき職業観とはどのようなものであり、その職業観をいかに育んでいくのかについて理解を深め、人間性、能力(知識と技術)、専門性、社会性を備えた介護職を育成していける人物像の確立をめざすものです。
- 講義(90分)
『介護福祉教育原論』特別座談会2「介護専門職としての職業観」の内容についての講義。
講義テーマ 講義の主な内容 ① 介護人材の職業観 昔とは変わった最近の学生の特徴 人材教育のあり方 人材育成の事例 ② 「考える力」を育てる コミュニケーション力をつける 介護職にも必要な経営的な視点 介護職を育成する人材を養成 ③ 「介護哲学」の必要性 不満というマイナスをプラスに変える 究極の目標は「介護のない世界」の実現 - グループワーク(60分)…「介護専門職としての職業観」に関連したグループワーク(1テーマ)
講義の内容をふまえ、グループワークを実施。
グループワーク
テーマ① その人らしい生き方に関わる介護職の誇り
② 介護人材の職業観
③ 「考える力」を育てる
④ 「介護哲学」の必要性 - 「まとめレポート」作成(30分)
講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポートを作成。
■ 第3部「介護における教育者像」カリキュラム
第3部カリキュラムは、まず、教育者自ら人間的魅力を培う必要があるのではないか、それには、どのような姿勢で受講者の前に立たなければならないかということについて理解を深めていきます。そのうえで、教育者が定められた教科書的内容を正確に指導するだけでなく、その前提となる介護職としての基本姿勢(倫理)をいかに教えていくかを考えていき、次代の介護福祉人材を育成できる教育者像の確立をめざすものです。
- 講義(90分)
『介護福祉教育原論』特別座談会3「介護における教育者像」の内容についての講義。
講義テーマ 講義の主な内容 ① 知識・技術の伝達にとどまらない教育 教育者の人間性が問われる 今の若者を理解し、利用者への共感を伝える工夫が必要 ② 教育者に求められる倫理 受講者を伸ばすために、まず教員自らが振り返りを行う 品格を備え、人間の尊厳と自立を教えたい 相手に寄り添うことの大切さを語る人になる ③ 理論と実践の融合を目指して 理論を伴う実践の必要性 「なぜ」を考えるところに、介護の専門性がある心を開いて生涯学び続ける教育者になる - グループワーク(60分)…「介護における教育者像」に関連したグループワーク(1テーマ)
講義の内容をふまえ、グループワークを実施。
グループワーク
テーマ① その人らしい生き方に関わる介護職の誇り
② 知識・技術の伝達にとどまらない教育
③ 教育者に求められる倫理
④ 理論と実践の融合を目指して - 「まとめレポート」作成(30分)
講義、グループワークを通じて学習したことについてのレポートを作成。
■ 講座全体の振り返り
グループワーク+参加者からの発表+まとめ講義(60分)
■ 事後学習
事後課題レポート(1,600~2,000字)を作成し、提出
■ 受講にあたっての注意事項
- 講座会場までの交通費、宿泊費などは受講者のご負担となります。各自でご手配をお願いします。
- やむを得ず欠席・遅刻・早退をする場合は、必ず当機構事務局までご連絡ください。
- 受講中は携帯電話、スマートフォン等を必ずマナーモードにしてください。
- 受講中に写真撮影、録画、録音等をすることは固くお断りいたします。
- 講師、および他の受講者に対して迷惑をかける行為のあった場合には、受講および受講資格を抹消することがございます。(その際は、費用は返却いたしません。)
- 修了証明書は、すべての講座プログラムを修了後に発行いたします。
- 受講申込後の取り消しは、原則受付いたしかねます。受講料は実施中止の場合以外、返金いたしません。
- 講座の内容は一部変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
- 講座で使用する教材(講座で使用する教材、レジュメ、録画映像、いかなる媒体であるかを問わず、文字・音声・画像情報のいずれかが記録されたもの全て)に関する著作権等の一切の権利は、すべて当機構に帰属します。教材については、以下の行為を禁止します。
- 方法、理由の如何を問わず、当機構の許可を得ないで第三者に売却、貸与、インターネット媒体に掲載すること
- その他当機構に帰属する著作権等の一切の権利を侵害する行為を行うこと
当機構が養成・育成をめざす教育指導者とは
介護福祉教育エキスパートについて
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